やじうまの杜
Windows 10/11のパッチをあてたら、Webページのフォントが変わった? 戻し方はこれ
「Noto」フォントがOS標準搭載されるようになった影響
2025年4月14日 06:45
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
2025年3月非セキュリティプレビュー更新プログラムや2025年4月セキュリティ更新プログラムの適用以降、Webブラウザーのテキスト表示がなんか変わったなぁ……と感じている方、気のせいではありません! これらのパッチで、「Noto」フォントがOS標準搭載されるようになったのが原因だと思われます。
「Noto」はあらゆる言語を表記できることを目指して制作されたグローバルフォントコレクションで、「Android」にも標準で含まれています。日本のWebサイトでも広く採用されており、このフォントを前提にデザインされているサイトも少なくありません。Windows 10/11に「Noto」フォントが同梱されるようになれば、Androidと共通の、Webデザイナーの意図により忠実なレンダリングになると期待できます。
とはいえ、これまでのほうがよかった! と思っている方も少なくないようですね。そんな方もご安心を。ちょっと手間ですが、元に戻すことは可能です。
「Microsoft Edge」の場合
設定ページの[外観]-[フォント]-[フォントのカスタマイズ]または[外観]-[フォント/フォントのカスタマイズ]セクション(edge://settings/fonts)を開き、[標準フォント]、[セリフ フォント](ひげあり、明朝体)、[サンセリフ フォント](ひげなし、ゴシック体)の設定を変更します。固定幅フォントに変更はないので、いじる必要はありません。
ちなみに、以前の設定は以下のようになっていたようです。
- 標準フォント:Meiryo
- セリフ フォント:Yu Mincho
- サンセリフ フォント:Meiryo
「Google Chrome」の場合
設定ページの[デザイン]-[フォントをカスタマイズ]セクション(chrome://settings/fonts)を開き、[標準フォント]、[Serif フォント]、[Sans Serif フォント]の設定を変更します。