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Windows 10/11の2025年3月プレビューパッチが一部リリース ~便利な新機能も複数【3月27日追記】
「Windows 11 バージョン 24H2」パッチのみ後日リリース
2025年3月26日 12:58
米Microsoftは3月25日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 22H2/23H2」および「Windows 10 バージョン 22H2」の2025年3月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。「Windows 11 バージョン 24H2」のパッチは後日リリースされる。
- Windows 11 バージョン 24H2:(未リリース)
- Windows 11 バージョン 23H2:KB5053657
- Windows 11 バージョン 22H2:KB5053657
- Windows 10 バージョン 22H2:KB5053643
「KB5053657」(Windows 11 バージョン 22H2/23H2)におけるハイライトは、以下の通り。
- 「エクスプローラー」のアクセシビリティが改善。[アクセシビリティ]-[テキストのサイズ]設定ページで指定したテキストスケーリング(拡大)が反映される
- 「設定」アプリの[アカウント]ページで、日本人の氏名が『姓→名前』の順で表示されるように
- 「設定」アプリの[システム]-[バージョン情報]画面に「トップカード」が導入。プロセッサーやRAM、ストレージ、GPUといったPCの主な仕様がカードスタイルでわかりやすく表示される
- タッチキーボードの新しいレイアウト[ゲーム パッド]。「Xbox」コントローラーでキーボードを操作し、文字を入力できる
- タスクバーのシステムトレイに絵文字ピッカーを呼び出すためのアイコンが追加
- 「タスク マネージャー」でCPU使用率の算出方法が変更
なお、今回リリースされたのは、米国時間で来月の第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない(オプション提供) 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。
[2025年3月27日編集部追記] 記事公開後に情報が更新され、「エクスプローラー」のアクセシビリティ改善と、「タスク マネージャー」でのCPU使用率の算出方法変更は、今回のプレビューパッチから除外されたため、記事を更新しました。