Windows Insider Preview

「Xbox」コントローラーで文字入力 ~Microsoftが新しいタッチキーボードレイアウトを導入へ

ハンドヘルド型ゲーミングPCなどでも役立ちそう

 このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。

タッチキーボードの新しいレイアウト[ゲーム パッド]

 Windows 11のタッチキーボードで、新しいレイアウトがテスト中だ。PCにBluetooth接続した「Xbox」コントローラーでキーボードを操作し、文字を入力できるようになる。

 この新しいタッチキーボードのレイアウトは、キーボードパネル左上の設定アイコンから[キーボード レイアウト]-[ゲーム パッド]を選ぶと有効化できる。十字キーで選びやすいようにキーボードのキーは格子状に配されているのはもちろん、[X]ボタンで削除、[Y]ボタンで空白の挿入など、各種ボタン・トリガーにも機能が割り当てられており、使い勝手は上々だ。入力候補の提案や音声入力への切り替えなどにも対応する。

ゲームコントローラーでの利用に配慮したキー配列・割り当て

 「Xbox」コントローラーを使ってデスクトップPCやノートPCでゲームを楽しんでいるユーザーだけでなく、最近よく見かける「Nintendo Switch」スタイルのタッチパネル・コントローラー一体のハンドヘルド型ゲーミングPCなどでも役立ちそうだ。

タッチパネル・コントローラー一体のハンドヘルド型ゲーミングPCの代表例の一つASUSの「ROG Ally」

 この機能は昨年よりテストされており、途中いったん無効化されることもあったが、現在はRelease Previewチャネルにまで展開中。

 まもなく、オプションのプレビューパッチや毎月の「Windows Update」でも展開され、製品版Windows 11でも利用できるようになるはずだ。