ゲーム中でチラ見できるミニブラウザー「Microsoft Edge Game Assist」が安定版にも搭載

プレビュー版「Microsoft Edge Game Assist」が「Microsoft Edge」安定版に搭載

　米Microsoftは1月21日（現地時間）、プレビュー版「ゲームアシスト」の提供を「Microsoft Edge」安定版にも拡大したと発表した。わざわざ「Microsoft Edge Insider」ビルドを導入しなくても体験できる。

　「ゲームアシスト」（Microsoft Edge Game Assist）は、ゲームのプレイ中に参照できるコンパクトなWebブラウザー。「Game Bar」のウィジェットとして動作し、プレイ中のゲームはそのまま、［Windows］＋［G］キーで簡単に呼び出せるのが魅力だ。攻略情報を参照しながらプレイしたり、仲間とコミュニケーションをとりながらゲームを楽しみたいといった用途に向いている。

ゲームのプレイ中に参照できるコンパクトなWebブラウザー「ゲームアシスト」。「Game Bar」のウィジェットとして動作する

　「ゲームアシスト」ウィジェットを「Game Bar」に追加するには、「Edge」の［外観］設定ページ（edge://settings/appearance）にあるボタンを利用する。“ゲーム”などのキーワードで設定項目を検索するとよいだろう。

「ゲームアシスト」ウィジェットを「Game Bar」に追加するには、「Edge」の［外観］設定ページ（edge://settings/appearance）にあるボタンを利用する

　すでに「Microsoft Edge Insider」ビルドで「ゲームアシスト」を利用している場合は、何もしなくてもよい。レンダリングエンジンには、自動で安定版（Stable）が利用される。DevやBetaなどの開発チャネルを選ぶことも可能。

　「ゲームアシスト」は初期リリースからも精力的な開発が継続されており、この数週間で対応ゲームの拡充や、広告ブロッカーなどの拡張機能サポートなどが行われているとのこと。現在はまだプレビュー版という扱いだが、今後数週間のうちにベータ版、そして最終的には安定版へと移行する予定だ。