Windows Insider Preview

Windows 11+Xboxゲームパッドの親和性向上、「ゲーム バー」のパフォーマンスも改善へ

Release Previewチャネルにまで上陸、間もなく製品版OSへ投入か

 このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。

XboxコントローラーのXboxボタン(赤い丸印)

 先日Release Previewチャネルでリリースされた「Windows 11 バージョン 24H2/25H2」Build 26100.6718/26200.6718(KB5065789)には、Xboxコントローラーのサポート改善が含まれている。

 Windows 11ではXboxコントローラーをペアリングして利用することが可能で、タッチキーボードで[ゲーム パッド]レイアウトを選択すれば、テキストの入力に用いることも可能(製品版OSにも展開済み)。一般のゲームコントローラーよりも高い親和性がある。

タッチキーボードの[ゲーム パッド]レイアウト

 こうしたXboxコントローラー対応の強化は継続的に行われており、製品版OSにも近々以下の改善が導入される予定だ。

  • Xboxボタンを短く押すと「ゲーム バー」が開く機能に加え、長押しでタスクビューを開く機能が追加される(そのままXboxボタンを約6秒間押し続けると、ゲームコントローラーの電源がOFFとなる)

 また、ゲームの上に「ゲーム バー」や他のオーバーレイが表示された場合のパフォーマンスを向上させるため、いくつか根本的な変更が行われているとのこと。とくにリフレッシュレートが異なるマルチモニター環境では効果があるという。

 そのほかにも最近のアップデートでは、ゲームパッドを用いたWindowsロック画面のPIN入力が改善された。ゲームパッドに最適化された新しいキーボードが追加され、コントローラーだけですばやくPINを入力できる。ゲーマーはぜひ試してみてほしい。

ゲームパッドに最適化されたPIN入力レイアウト