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Opera、「Opera 17」の開発版となる「Opera 17 Developer」を公開

「Opera 12」に搭載されていた機能で「Opera 15」にない機能が復活

「Opera 17 Developer」v17.0.1224.1
“Search engine manager”機能

 ノルウェーのOpera Software ASAは8日(現地時間)、「Opera」の最新開発版にあたる「Opera 17 Developer」を公開した。最新開発版の主な変更点は、検索エンジンをカスタマイズできる“Search engine manager”機能が追加されるなど、「Opera 12」に搭載されていた機能で「Opera 15」にない機能が復活したこと。

 Search engine manager機能では、アドレスバーから利用できる検索エンジンを追加することが可能。また、あらかじめ登録したアルファベットを検索キーワードの前に入力することで、検索エンジンを切り替えられるようになっている。

 さらに、起動時の動作を“前回終了時に開いていたWebページを開く”“スタートページを開く”“指定したWebページを開く”の3種類から選択できるようになった。指定したWebページを開くように設定した場合には、複数のWebページを指定することが可能。

 加えて、マウスの右ボタンを押しながら左ボタンを押すことでWebページを戻ったり、マウスの左ボタンを押しながら右ボタンを押すことでWebページを進める“ロッカージェスチャー”が可能になった。また、タブをFaviconのみで表示して閉じられないようにする“タブを固定”機能も追加されている。

起動時の動作を選択可能に
“タブを固定”機能

 そのほか、テーマ機能や高解像度モニターのサポート、USBカメラとマイクのサポートも追加されているが、デフォルトでは無効化されている。これらの機能は、アドレスバーに“opera:flags”と入力することで開ける上級者向け設定画面から有効化することが可能。

 本ソフトは、Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。現在、同社のブログからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Opera 17 Developer」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
17.0.1224.1(13/08/08)

(長谷川 正太郎)