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「Skype 2.0 for Windows 8.1」ベータ版が登場、先行公開された「Windows 8.1」に同梱

通知トーストの改善やWindows 8.1の新しいロック画面への対応など

「Skype for Windows 8.1」v2.0.0.5011

 ルクセンブルクのSkype Communications SARLは9日(現地時間)、「Skype for Windows 8.1」ベータ版の提供を開始した。本ベータ版は、“MSDN”および“TechNet”サブスクリプションの購読者を対象に先行公開された「Windows 8.1」RTM(Release to Manufacturing)版にプリインストールされている。

 「Skype for Windows 8.1」ベータ版では、着信を通知する“トースト”が改良されており、応答方法の選択や着信の拒否が行える。また、ロックを解除することなく応答できるようになったのも大きな改善点。ロック画面で通知トーストをタップすると、パスワードの入力などといったロック解除の手続きなしに応答が可能。「Windows 8.1」で改善されたロック機能にいち早く対応している。

「Skype for Windows 8」のトースト
「Skype for Windows 8.1」ベータ版のトースト

 そのほかにも、「Internet Explorer」で表示された電話番号をクリックして「Skype」による通話を開始する機能などがサポートされている。レストランを検索して予約するといった操作がスムーズに行えるだろう。また、「Windows 8.1」の新しい画面分割表示にも対応。たとえば「Skype」に送られたリンクをクリックすると画面が二分割され、「Skype」とブラウザーの両方を表示することができる。

「Internet Explorer」で表示された電話番号をクリックして「Skype」による通話を開始
「Windows 8.1」の新しい画面分割表示にも対応

 なお、「Skype for Windows 8.1」ベータ版のバージョンはv2.0.0.5011。Windows 8に対応する現行版「Skype for Windows 8」のバージョンはv1.8.0.110となっている。

ソフトウェア情報

「Skype for Windows 8.1」ベータ版
【著作権者】
Skypeおよび/またはMicrosoft
【対応OS】
Windows 8.1/RT 8.1(x86, x64, ARM)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.0.5011(13/09/09)

(柳 英俊)