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Apple、セキュリティ更新を実施 ~macOS、watchOS、tvOS、Safariなどが対象

古いiPadには「iPadOS 17.7.7」を提供

Apple、セキュリティ更新を実施

 米Appleは5月12日(現地時間)、セキュリティアップデートを実施した。「iOS 18.5」「iPadOS 18.5」のほかにも、多くの製品が対象となっている。

 「AppleJPEG」でサニタイズが不十分な問題、「Baseband」でネットワークトラフィックが傍受できてしまう欠陥、「Core Bluetooth」における情報漏洩、「CoreAudio」「CoreGraphics」「CoreMedia」の脆弱性、「FaceTime」におけるサービス拒否(DoS)やミュート処理の不具合、「iCloud」ドキュメント共有で認証なしに共有を有効化できてしまう欠陥、カーネルや「libexpat」ライブラリの脆弱性などが対処されたほか、「WebKit」のセキュリティ改善が含まれており、できるだけ早い対応が必要だ。

 なお、watchOS 11.5で修正された「CoreAudio」の脆弱性「CVE-2025-31200」はすでに悪用の報告が存在する、いわゆるゼロデイ脆弱性なので迅速にアップデートすることをお勧めする。