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ツアーを作成する際にタイムラインを利用可能になった「WorldWide Telescope」v5.0

ツアー用に国際宇宙ステーション(ISS)などの詳細な3Dモデルを追加

「WorldWide Telescope」v5.0.3.1

 米Microsoft Corporationは6日(現地時間)、星雲や銀河、星団、地球、火星などの天体を観察できる3Dプラネタリウムソフト「WorldWide Telescope」の最新版v5.0を公開した。最新版の主な変更点は、“ツアー”を作成する際にタイムラインを利用して3Dモデルなどの動きやカメラアングルをコントロールできるようになったこと。

 タイムラインを利用するには、まずツアーの編集中に[Guided Tours]メニューの[Show Timeline Editor]項目から“Timeline Editor”パネルを呼び出す。次に、[View]メニューの[Show Layer Manager]項目から“Layer Manager”パネルを呼び出し、コントロールしたい3Dモデルなどの右クリックメニューから[Add to Timeline]項目を選ぶ。すると、“Timeline Editor”パネルにその3Dモデルなどが追加されるので、コントロールしたい項目にキーフレームを追加し、ダブルクリックでダイアログを表示して値を編集すれば動きなどを変更可能。

コントロールしたい項目にキーフレームを追加
動きなどの値を変更するダイアログ

 さらに、ツアー用に国際宇宙ステーション(ISS)などの詳細な3Dモデルが追加されたほか、“SolarSystem”モードで惑星などを表示した際に惑星を斜めに表示したり、視点を回転させられるようになった。また、ドーム上映用のさまざまな機能が追加されている。

 本ソフトは、64bit版を含むWindows 7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「WorldWide Telescope」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 7/8(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.0.3.1(14/01/06)

(長谷川 正太郎)