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分散型バージョン管理システムクライアント「SourceTree for Windows」が日本語に対応

コマンドラインインターフェイスが追加、“git-svn”やパッチファイルにも対応

「SourceTree for Windows」v1.4.0.0

 豪Atlassianは29日(現地時間)、分散型バージョン管理システム(DVCS)のGUIクライアント「SourceTree for Windows」v1.4.0.0を公開した。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは多言語対応が強化。これまでの英語に加え日本語、中国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語の5カ国語が新たにサポートされた。Mac OS X版に続き、Windows版「SourceTree」も日本語で利用できるようになる。

 そのほかにも、本バージョンでは“git-svn”“git archive”の利用や、パッチファイルの作成・適用などにも対応。コマンドラインインターフェイスが追加され、「コマンドプロンプト」で「SourceTree」を操作できるようになっている。

 「SourceTree」は“Git”や“Mercurial”といった分散型バージョン管理システムに対応するクライアントソフト。グラフィカルで使いやすいユーザーインターフェイスを備えるほか、“Bitbucket”“Stash”“GitHub”といったプロジェクトホスティングサービスとの連携にも優れる。対応OSはWindows 7以降で、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。なお、利用の際はユーザー登録が必要。

ソフトウェア情報

「SourceTree for Windows」
【著作権者】
Atlassian
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.4.0.0(14/01/29)

(柳 英俊)