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「TypeScript 1.0」をビルトインサポートした「Visual Studio 2013 Update 2」CTP 2
Web開発関連では“SCSS”および“JSON”のプロジェクト項目が追加可能に
(2014/2/27 14:09)
米Microsoft Corporationは25日(現地時間)、統合開発環境「Visual Studio 2013」の更新プログラム「Visual Studio 2013 Update 2(VS 2013.2)」のCTP(Community Technology Preview)第2版を公開した。現在、同社のダウンロードセンターから無償でダウンロード可能。「Team Foundation Server 2013 Update 2」のRC版も公開されている。
「VS 2013」では定期的な大型アップデートが計画されており、「VS 2013.2」はその2番目のアップデートとなる。前回リリースされた「VS 2013.1」がIE10対応の改善にとどまった関係で、新機能の追加を伴った「VS 2013」の本格的なアップデートとしては初めてのもの。
「VS 2013.2」における目玉機能は、なんといっても「TypeScript 1.0」(リリース候補版)のビルトインサポートだろう。「VS 2013.2」以降では、TypeScriptがプラグインによるサポートではなく、C#/Visual Basicなどといった言語と並ぶ“第一級言語(first-class language)”としてIDEで標準サポートされる。
Web開発関連の新機能としては、“SCSS”ファイルおよび“JSON”ファイルがプロジェクトへ追加できるようになったことが挙げられる。“SCSS”はCSSを拡張したメタ言語で、同種の言語として“LESS”がすでにサポートされている。“JSON”はWeb APIで使われることの多い、JavaScriptとの親和性が高いデータ記述形式だ。また“SCSS”と“JSON”のエディター機能では、シンタックスハイライトや構文の検証などの機能が利用できる。
お詫びと訂正:記事初出時、「本バージョンでは“Go-Live”ライセンスが付与されている」と記述していましたが、“Go-Live”ライセンスが付与されているのはRC版としてリリースされた製品のみで、「Visual Studio 2013 Update 2」CTP版には付与されていません。お詫びして訂正いたします。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio 2013 Update 2 CTP 2」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2013(14/02/25)