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Dayz、RSSリーダーを搭載した「Chromium」ベースのWebブラウザー「Kinza」を公開

今後ユーザーからの要望をもとに新機能を追加予定で、要望を受け付けるBBSを開設

「Kinza」v1.0.0

 Dayz(株)は22日、RSSリーダー機能を搭載したWebブラウザー「Kinza」v1.0.0を公開した。Windows Vista/7/8/8.1に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 「Kinza」は、「Google Chrome」にも使われているオープンソースのWebブラウザー「Chromium」ベースのWebブラウザー。RSSリーダー機能を搭載しているのが特長で、RSSが用意されているWebサイトを開くと自動で表示される“情報バー”から、手軽にRSSを登録できるのがうれしい。

 登録したRSSは、アドレスバー右側にある[K]ボタンから開ける“登録RSSの一覧”画面から閲覧可能。“登録RSSの一覧”画面は、1サイトにつき5件ずつ記事タイトルが並んだ一覧リストとなっており、タイトルのクリックで当該記事を開ける。RSSの更新間隔は15分・30分・1時間から選択できるほか、OPMLファイルを読み込んで複数のRSSを一括でインポートしたり、登録したRSSをエクスポートすることも可能。

“情報バー”からRSSを登録
“登録RSSの一覧”画面

 また、検索欄を兼ねたアドレスバーへキーワードを入力した際は、「Google Chrome」で利用できる“Google”に加え、“Yahoo! Japan”“Bing”や同社の運営するポータルサイト“Fooooo”での検索をプルダウンメニューから選択できる。同時に、ブックマークと履歴に加えてRSSのインクリメンタルサーチも行われ、選択することで直接Webページを表示可能。

 そのほか、「Chromium」ベースであるため、“Chrome ウェブストア”で公開されている「Google Chrome」用の拡張機能も利用できる。

複数の検索エンジンを選択できるほか、RSSのインクリメンタルサーチ結果も表示
「Google Chrome」用の拡張機能も利用できる

 なお同社によると、「Kinza」は今後ユーザーからの要望をもとに独自の新機能を追加していく予定とのこと。そのため、バグ報告や機能要望を受け付けるBBSが開設されており、積極的に要望を受け付けている。

ソフトウェア情報

「Kinza」
【著作権者】
Dayz(株)
【対応OS】
Windows Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0(14/05/22)

(長谷川 正太郎)