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Google、日本語・中国語・韓国語をカバーしたオープンソースフォント「Noto Sans CJK」
フォントウエイトは7種類。各国語の字体バージョンや異体字もサポート
(2014/7/16 16:11)
米Google, Inc.は15日(現地時間)、オープンソースフォント「Noto」ファミリーに日本語、繁体字中国語、簡体字中国語、韓国語をカバーしたフォント「Noto Sans CJK」を追加したと発表した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。
「Noto Sans CJK」は、漢字・ひらがな・カタカナ・ハングルをサポートしたOpenType形式のオープンソースフォント。Adobe社との共同開発の成果で、フォントデザインの著作権はAdobeに帰属するが、Apache License 2.0ライセンスの下にリリースされているため利用は自由。繁体字中国語、簡体字中国語、日本語、韓国語の各バリエーションの漢字書体をサポートするほか、“Adobe-Japan1-6”グリフ集合に含まれる漢字もカバーしており、珍しい表記の名字・地名なども異体字により表現できる。
フォントウエイト(太さ)は、日本語フォントには珍しい非常に細いウエイトからダイナミックな太字までの7種類を用意。従来の「Noto」ファミリーのフォントやAndroidの標準フォントである「Roboto」と組み合わせて使用できるという。
ソフトウェア情報
- 「Noto Sans Japanese」
- 【著作権者】
- Adobe System Incorporated
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.000(14/07/15)