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Oracle、「Java SE」の最新版を公開。20件の脆弱性を修正
アップデート時に表示されるスポンサーオファーを無効化するオプションが追加
(2014/7/16 14:45)
米Oracle Corporationは15日(現地時間)、「Java Platform, Standard Edition(Java SE)」の最新版「Java SE 7 Update 65」「Java SE 8 Update 11」を公開した。現在、公式サイトから無償でダウンロード可能。
今回のアップデートは、Oracle製品の定例アップデート“Critical Patch Update(CPU)”の一環。「Java SE」で発見された20件の脆弱性が修正されている。これらの脆弱性はすべて認証不要でリモートから悪用される恐れがあるため、同社ではなるべく早期のアップデートを推奨している。
また、本バージョンではアップデート時に表示されるスポンサーオファーを無効化するオプションが追加された。このオプションはコントロールパネルにある「Javaコントロール・パネル」の[詳細]タブから利用できる。
なお、「Java 7 Update 10」よりJavaランタイム環境(JRE)には有効期限が設けられているので注意。この有効期限の情報はJREに埋め込まれており、セキュリティ問題を修正する新しいリリースが公開されるたびに満了となる。たとえば、「Java SE 7 Update 65」「Java SE 8 Update 11」は、10月14日に予定されている次回のCPUをもって有効期限が終了し、アップデートを促す警告などが表示されるようになる。
ソフトウェア情報
- 「Java SE Runtime Environment 7(JRE 7)」「Java SE Development Kit 7(JDK 7)」Windows版
- 【著作権者】
- Oracle Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- Update 65(14/07/15)
- 「Java SE Runtime Environment 8(JRE 8)」「Java SE Development Kit 8(JDK 8)」Windows版
- 【著作権者】
- Oracle Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- Update 11(14/07/15)