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フリーのリモートデスクトップソフト「TeamViewer 10」のベータ版が公開
パフォーマンスが向上。コミュニケーション関連の機能を強化や4Kモニター対応も
(2014/11/5 19:03)
独TeamViewer GmbHは4日、リモートデスクトップソフト「TeamViewer」の次期バージョン「TeamViewer 10」のベータ版を公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。個人の非商用に限り、無償で利用できる。
「TeamViewer」は、Windows/Mac OS X/Linuxに対応するマルチプラットフォーム対応のリモートデスクトップソフト。タブレット端末やモバイル端末向けの接続アプリも用意されている。リモートコントロールだけでなく、オンラインサポートやオンラインミーティング、プレゼンテーションなどにも利用可能で、個人の非商用であれば無償で利用することが可能。
次期バージョンの「TeamViewer 10」では、マルチプロセッサー環境におけるCPU使用率の改善や、起動時間の短縮をはじめとするパフォーマンスの最適化が図られた。加えて、チャット機能でグループを作成したり、履歴を参照できるようになったのも大きな改善点。また、オンラインミーティング機能を利用しなくても利用できるビデオ通話機能も追加され、コミュニケーションツールとしての機能が大幅に強化された。
さらに、機能面では4K解像度のモニターに対応。インターフェイスも刷新され、より洗練されたモダンな印象となった。そのほかにも“Dropbox”や“OneDrive”、“Google Drive”などのオンラインストレージサービスと連携してファイルをやり取りできるようになったほか、リモートコントロール中でもホワイトボードを利用できるようになった。
ソフトウェア情報
- 「TeamViewer」Windows 版
- 【著作権者】
- TeamViewer GmbH
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人の非商用のみ)
- 【バージョン】
- 10.0.34998 Beta(14/11/04)