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動画共有サイトでの動画視聴に特化したWebブラウザー「Funguard」が正式版に
マウスでもタッチでも。タグ・スター・スマートリストなどの強力な動画管理機能も搭載
(2014/11/6 15:10)
(株)クライアントサイドは21日、動画共有サイトでの動画視聴に特化したWebブラウザー「Funguard」v1.0.0正式版を公開した。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。
「Funguard」は、“YouTube”や“ニコニコ動画”といった動画共有サイトの動画をより快適に視聴できるように設計された動画視聴専用のWebブラウザー。プレイリスト機能やタグ機能、スターをつける機能、動画を5段階評価できるレート機能などを利用して、視聴履歴をメディアプレイヤーソフトのように管理できるのが最大の特長。指定条件に合致する動画のプレイリストを自動作成するスマートリスト機能やインクリメンタル検索機能を利用して、過去に視聴したお気に入りの動画をすばやく探し出せる。動画リストはエクスポートすることも可能で、オンラインストレージへ保存しておけばスマートフォンやタブレットからも利用できる。
また、操作性にもこだわりがみられる。たとえば、ブラウザーのタブを多段表示にしたり、縦並びにすることが可能。動画ライブラリ、お気に入り、履歴などを表示するペインも、ドッキング&フローティングで自由に配置できる。タッチ操作向けのユーザーフェイスを備えるうえ、よく利用する操作にマウスジェスチャーを割り当てることも可能で、利用する端末を選ばない。
正式版では、対応する動画共有サイトで全画面表示モードにすると、画面下部に“動画プレーヤーバー”が表示されるようになった。このバーはタッチ操作に適したデザインになっており、マウス操作を前提としたサイトでもタッチ操作で快適に動画が視聴できる。
また、“動画ライブラリ”ペインに“注目のトピックス”が追加されたのも改善点。“はてなブックマーク”“YouTube”“ニコニコ動画”でそれぞれ人気を集めている動画へすばやくアクセスできる。
そのほかにも、Windows 8.1環境で“ニコニコ動画”を再生すると不安定になる問題などが修正されるなど、安定性が向上している。
なお、本ソフトをセットアップする際、「Yahoo! ツールバー」のインストールが勧められるので注意。不要な場合は、ユーザー側で拒否することもできる。
ソフトウェア情報
- 「Funguard」
- 【著作権者】
- (株)クライアントサイド
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(14/11/06)