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「macOS Tahoe 26」はIntel Macに対応する最後のOS、「Rosetta」「Boot Camp」も終了へ

公式ドキュメントサイトにおけるアナウンス

 先日発表された「macOS Tahoe 26」は、IntelベースのMacで動作する最後のOSとなる見込み。今秋の正式リリース後、3年間のセキュリティアップデートが提供されるが、それ以上の利用は推奨されない。

 これにともない、Appleシリコン上でx86-64(Intel)バイナリを実行する「Rosetta」トランスレーションもサポートも段階的に縮小されるようだ。「macOS 27」までは利用可能で、それ以降もIntelベースのフレームワークに依存する、メンテナンスされていない古いゲームタイトルをサポートすることを目的に「Rosetta」の一部機能が維持されるとのことだが、最終的にはサポートが打ち切られるだろう。

 そのほかにも、IntelベースのMacが終了することで、Windows/Macのデュアルブート環境を構築する「Boot Camp」も終了する見込み。今度は「Parallels Desktop for Mac」などの仮想化製品を利用することになるだろう。