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「Microsoft Edge」v141.0.3537.99が安定チャネルでリリース ~「V8」脆弱性を修正か

「Microsoft Edge」v141.0.3537.99

 米Microsoftは10月23日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v141.0.3537.99を安定(Stable)チャネルでリリースした。さまざまな不具合やパフォーマンスの問題が修正されているとのこと。

 執筆時現在、脆弱性の修正はアナウンスされていないが、先日の「Google Chrome」セキュリティアップデートと同じ内容が含まれていると思われる。

 このバージョンでは以下の脆弱性が修正されており、早めの対応が望ましい。

  • CVE-2025-12036:Inappropriate implementation in V8(High)

 深刻度の評価は「High」。Googleの研究部門DeepMindとセキュリティ研究チームProject Zeroが共同開発した脆弱性検出のための大規模言語モデル(LLM)「Big Sleep」によって発見されたという。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。ツールバーに更新が案内されることもある。

ツールバーに更新が案内されることもある