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「ChatGPT」標準モデル「GPT-5.5 Instant」が新バージョンに ~話すのがずっと楽しく

本日より有料ユーザーへ、翌日には無料ユーザーにも

OpenAI、「GPT-5.5 Instant」の新バージョンを発表

 米OpenAIは6月24日(現地時間)、「GPT-5.5 Instant」の新しいバージョンを発表した。会話の品質が全体的に高められており、同社は「話すのがずっと楽しくなる内容」だとアピールしている。

 今回のアップデートのおもな内容は、以下の通り。

  • 意図のくみ取りと文脈の保持:質問の背後にある本当の目的をよりよく見抜き、複数のやり取り(ターン)をまたいで文脈を保持。意思決定やアドバイス、計画の立案、選択肢の比較検討、ショッピングといった場面で効果を発揮する
  • 複雑な指示への対応:複数の条件や要件を含む要望にもすべて応える。なぜそのおすすめが適しているのかも明確に説明する
  • 反論・条件追加への適応:ユーザーが条件を加えたり、意図を補足したり、回答に異を唱えたりした際、最初の方針に固執せず柔軟に対応
  • ショッピング・地域情報の強化:位置情報を活用して近くの選択肢を提示。商品のおすすめ・店舗情報・画像を、役立つ場面ではまとまりよく示すように
  • より洗練された回答:書式がテンプレート的でなくなり、意図をもって設計される。創造性を高めつつ、過剰さを抑えたバランスのよい回答に

 なお、新しい「GPT-5.5 Instant」は同日(6月24日)より有料ユーザーへ展開されるとのこと。その翌日には無料ユーザーにも解放される。

 「GPT-5.5 Instant」は、今年5月に発表された「ChatGPT」の標準モデル。日常的なタスク全般で性能が向上しているだけでなく、「GPT-5.3 Instant」に比べ、医療・法律・金融といった重要領域におけるハルシネーション(事実に基づかない情報を生成してしまうこと)を52.5%削減するなど、事実に即した応答を行うのが特色だ。

 また、冗長さを削減し、不要な追加の質問を抑えることで、より引き締まった簡潔な回答を行うように調整されているのもポイント。ユーザーの好みやニーズをくみとるパーソナライズ性能が強化されるなど、多くのユーザーに親しまれている「ChatGPT」の頭脳にふさわしいキャラクターを備えている。