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OpenAI、「GPT‑5.5」を発表 ~「GPT‑5.4」と同等のレイテンシで性能・トークン効率向上

実務領域のパートナーとして信頼できるレベルに

OpenAI、「GPT‑5.5」を発表

 米OpenAIは4月23日(日本時間)、大規模言語モデル(LLM)の最新版「GPT‑5.5」を発表した。

 「GPT-5.5」の特徴は、前モデルの「GPT‑5.4」と同等のレイテンシでありながら、ほぼすべての評価指標で性能が向上している。速度を犠牲にすることなく、パフォーマンスを向上させているわけだ。

「GPT‑5.4」と同等のレイテンシでありながら、ほぼすべての評価指標で性能

 とくにエージェント型コーディング、コンピュータの使用、ドキュメントの生成をはじめとする知識労働、科学研究能力などに優れており、曖昧な指示の理解から計画の立案、必要な情報の推測、手順の分解、最終的な出力の自己チェックまでのフルスタック推論が改善。実務領域のパートナーとして信頼できるレベルに達している。

 また、同じ作業を完了するために必要なトークン数も大幅に削減されており、効率と能力の両面で前世代を上回るとのこと(一方で、価格は上昇している)。ライバルの「Claude Opus 4.7」がパフォーマンスと引き換えにトークンの使用量を増やしているのと比べると対照的だ。

AIモデルの総合的な知能・推論・コーディング・科学能力を評価する複合指標「Artificial Analysis Intelligence Index」

 そのほかにも、サイバーセキュリティ能力の向上に合わせ、より厳格な防御・監視・アクセス制御が導入されているとのこと。OpenAI史上もっとも強力なセキュリティ対策を備えたモデルとなっている。

 「GPT‑5.5」は本日より、以下のプランで展開される。より思考を深めたモード「GPT‑5.5 Thinking」も利用可能。

  • Plus
  • Pro
  • Business
  • Enterprise

 加えて、「Pro」以上のプランでは「GPT‑5.5 Pro」も提供される。標準版より高性能で、さらに難しい問題や高精度な作業に適する。APIにもまもなく「GPT-5.5」「GPT-5.5 Pro」が導入される予定。

 一方、コーディングエージェント「Codex」では「Plus」、「Pro」、「Business」、「Enterprise」、「Edu」、「Go」プランに対応し、40万のコンテキストウィンドウを備える。「Fast」モードでも利用可能で、コストは2.5倍となるがトークンを1.5倍速く生成できる。