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Renewer、業務を録画してAIがAIで自動化すべき業務を特定できる「メボシ」を提供開始

業務可視化に必要な数カ月に及ぶリサーチを2週間に短縮可能

Renewer、業務を録画してAIがAIで自動化すべき業務を特定できる「メボシ」を提供開始

 エンタープライズ向けにAIエージェント作成アシスタント「connon」を提供する(株)Renewerは8月19日、社員のパソコン作業を自動記録してAIが自動化すべき業務を特定する業務可視化AIエージェント「メボシ」の提供を開始した。

 企業のAI活用が進む中、導入が実際の成果に結びつかないケースが報告されている。その原因の多くは、技術力ではなく対象業務の選び方にあるとされる。効果の出る業務を選べれば成果につながり、選び⽅を誤ればPoC(実証実験)のままになりかねない。効果の出る業務を選ぶには、どんな業務があり、どこに時間がかかっているのかを把握する『業務の可視化』が必須となる。

 従来の業務可視化には数カ月に及ぶヒアリングやアンケートが必要で、現場を疲弊させるだけでなく自己申告制のため実態を正確に把握しきれない問題があった。「メボシ」は、企業のAI導入において課題となっていた事前に必要となる『業務の可視化』にかかる現場の負担を大幅に軽減できるソリューションだ。

「メボシ」

 「メボシ」では、まず対象者のパソコンに専用ソフトをインストールし、画面やアプリ、URLなどの操作データを一定間隔で記録。ヒアリングやアンケートは一切行わず、社員は普段通りに業務を行うのみで完了できる。推奨される記録期間は2週間で、パスワード等の機密情報は自動で伏せ字化されるので安心だ。

まず業務を記録

 次に、収集した記録データをAIが読み解き、同じ操作の繰り返しやアプリをまたぐコピー&ペースト、長時間の入力作業など、自動化の候補となる5種類の作業パターンを検出する。本人が作業として意識していない時間も対象となるため、自己申告ではできない業務の可視化が可能だ。

自動化の候補となる作業パターンを検出

 最終的に、検出結果をもとに削減時間や実現可能性からスコアを算出し、優先順位と投資回収期間の試算を添えて自動化プランを提案できる。同時に、現状の業務フロー図や、システム構築にそのまま引き継げる要件定義書などのドキュメントも自動生成可能だ。

検出結果をもとに自動化プランを提案

 これらの手順を経て対象業務が選定された後は、実装を担当するエンジニアが顧客企業に入り、約2〜3週間の周期で個々の業務の自動化を進めていく仕組み。「メボシ」は、『画面操作を録画してAIに業務手順を教える』という最新技術を、AIエージェントの構築そのものではなく『どの業務をAIに任せるか』という企業の事前の意思決定に応用している。