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「Tera Term 5.7.0」が公開 ~シリアル送信時の送信サイズ制限などに対応

すべてのユーザー用・現在のユーザー用のインストールを選択可能に

「Tera Term 5.7.0」がリリース

 定番のターミナルエミュレーター「Tera Term」が9月4日、v5.7.0へとアップデートされた。同梱の「TTSSH」はv3.7.0、「TeraTerm Menu」はv1.24、「TTXttyrec」はv1.07へと更新されている。

インストール対象のユーザーを選べるように

 おもな変更点は、以下の4点。

  • インストール対象のユーザーを選べるように:セットアップの際に「現在のユーザー用」と「すべてのユーザー用」を選択可能に。前者であれば管理者権限は要らない
  • シリアル送信時の送信サイズ制限:シリアル通信でWindowsへ渡す送信データのサイズを制限できるように
  • 「TTXttyrec」「TTXttyplay」の強化:端末操作を記録・再生するプラグインに、接続・切断に連動した自動録画や、ループ再生などを追加
  • 「TeraTerm Menu」のパスワード保護を強化:セッションのロック時や、S4(休止状態)・S3(スリープ)へ移行する際に、パスワード保護機能「LockBox」のパスワードをメモリから消去するオプションを導入

 送信サイズの制限は、設定ファイルの[Tera Term]セクションにある[SerialSendLimit]で調整が可能。既定値[0]の場合は制限はなく、送信バッファ内のデータを可能なサイズでOSへ渡す。制限を設けるとスループットは落ちてしまうが、送信先で受信データの欠落が発生している場合などに改善が期待できる。

 そのほかにも、プラグインのファイル名をショートファイル名(8.3形式)ではなく通常のファイル名(ロングファイル名)で扱うように変更。WebP形式の画像の読み込みに対応するなど、多くの改善が行われている。これまでのバージョンで発見された不具合も修正された。



 「Tera Term」は、寺西高氏によって開発された老舗のリモートログオンクライアント(初版は1994年2月24日)。当初はWindows 3.1で動作する16bitアプリだったが、その後さまざまな開発者による協力を得て、32bit化やSSH対応、UTF-8のサポートなどが行われた。現在ではTeraTerm Projectの下で、オープンソースアプリとしてメンテナンスされている。対応OSはWindows 7以降で、「GitHub」のリリースページから無償でダウンロード可能だ。x64版のほか、x86版とArm64版も用意されている。

ソフトウェア情報

「Tera Term」
【著作権者】
TeraTerm Project
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10/11およびWindows Server 2012/2012 R2
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.7.0(26/09/04)