NEWS(10/06/15 10:23)
ヘルプなどを閲覧できるサイドバーを追加した「学習用C言語開発環境」v0.0.0.8
作者によるC言語解説サイト“苦C”の閲覧機能やGUIアプリのサンプルコードも追加
初心者でも気軽にC言語学習が始められる簡易的な開発環境「学習用C言語開発環境」v0.0.0.8が、14日に公開された。本ソフトはこれまで「学習用C言語開発環境(仮)」という名称で公開されていたが、今回のバージョンアップに伴い名称が変更されている。
前回窓の杜で紹介したv0.0.0.6からの主な変更点は、さまざまな機能をタブで切り替えられるサイドバーを追加したこと。サイドバーでは、ファイルビューワー機能やC言語の標準ライブラリについての簡易的なヘルプ機能を利用可能。さらに、作者によるC言語の解説サイト“苦しんで覚えるC言語(苦C)”を表示して、より詳しい解説を参照することもできる。
また、プロジェクトの管理機能が強化されたほか、ソースコードエディターの設定ダイアログや、ソースコード内のテキスト検索機能を備えたツールバーなどが追加された。さらに、ウィンドウをもつGUIアプリケーションを作成できるサンプルも追加されるなど、バージョンを重ねるにつれて着実に機能が充実しているようだ。
なお、本ソフトはコンパイル時のエラーを収集・送信する機能を備えているが、コンパイルエラーのメッセージを改善するための十分なデータが集まったとして、本バージョンから初期設定でエラーを送信しない設定に変更されている。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、動作には.NET Framework 2.0が必要。現在、作者のWebサイトからベータ版をダウンロードできる
- 【著作権者】
- MMGames 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.0.0.8(10/06/14)