NEWS(11/04/11 17:06)

高速デフラグソフト「Auslogics Disk Defrag」v3.2.0.0が公開

ディスクの断片化状況を視覚化したグラフ“Cluster Map”のデザインや機能が強化

「Auslogics Disk Defrag」v3.2.0.0「Auslogics Disk Defrag」v3.2.0.0

 オーストラリアのAuslogics Software Pty Ltdは8日(現地時間)、高速な動作が特長のデフラグソフト「Auslogics Disk Defrag」の最新版v3.2.0.0を公開した。本バージョンの変更点は、ディスクの断片化状況を視覚化したグラフ“Cluster Map”のデザインや機能が強化されたこと。

 たとえば、ディスク内でアクセス速度の速い部分と遅い部分を“Cluster Map”上へ表示可能になった。利用するには、“Cluster Map”右上へマウスカーソルを移動させると現れる虫眼鏡アイコンをクリックしよう。するとプルダウンメニューが現れるので、そこで[Show Speed Map]項目を選択すればよい。

 ほかにも、“Cluster Map”上の各クラスターへマウスカーソルを合わせると、そのクラスターの状態がポップアップで表示される機能が追加された。さらに各クラスターをクリックすると、当該クラスターに含まれている断片化されたファイルの一覧をメイン画面下部へ表示できるようになっている。また、“Cluster Map”の表示スタイルとして“Bars”が追加された。

ディスク内でアクセス速度の早い部分と遅い部分を可視化する“Show Speed Map”機能ディスク内でアクセス速度の早い部分と遅い部分を可視化する“Show Speed Map”機能

“Cluster Map”上の各クラスターへマウスカーソルを移動させると、そのクラスターの状態がポップアップ表示。さらに、選択すると当該クラスター内の断片化ファイルを一覧できる“Cluster Map”上の各クラスターへマウスカーソルを移動させると、そのクラスターの状態がポップアップ表示。さらに、選択すると当該クラスター内の断片化ファイルを一覧できる

 機能面では、自動デフラグ機能とスケジュール実行機能が統合され単一の設定画面へと整理されたほか、バッテリー残量が少ない場合はデフラグを行わない設定などが追加された。また、単一ファイル・フォルダのデフラグ機能の改良、複数ドライブを同時デフラグする機能の搭載、デフラグ機能の最適化とアルゴリズムの整理統合などが施されている。

 本ソフトはWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7および同64bit版に対応しており、個人利用に限り無償で利用可能。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
Auslogics Software Pty Ltd
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト(個人利用のみ)
【バージョン】
3.2.0.0(11/04/08)

(柳 英俊)