NEWS(12/09/24 14:30)
IE10に同梱の「Adobe Flash Player」に脆弱性、セキュリティ更新プログラムが公開
ほかのプラットフォームでは8月に対策プログラムが配布済み
米Microsoft Corporationは22日(現地時間)、セキュリティ更新プログラム「Internet Explorer 10 における Adobe Flash Player の脆弱性に関する更新プログラム (KB2755399) 」を、Windows 8/Server 2012向けに公開した。“Windows Update”を通じて配布されており、自動更新機能が有効な場合、適用にあたってユーザー側で必要な作業はとくにない。
本セキュリティ更新プログラムは、Windows 8/Server 2012のIE10に同梱されている「Adobe Flash Player」をv11.3.374.7へとアップデートし、Adobeのセキュリティアドバイザリ“APSB12-18”“APSB12-19”で説明されている複数の脆弱性を修正する。これらのうち“CVE-2012-1535”を悪用した攻撃が確認されているため、早急な更新プログラムの適用が必要だ。
なお、ほかのプラットフォームでは8月に対策プログラムが配布されており、最新版を利用していれば脆弱性の影響を受けることはない。