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「FFmpeg」に6件の脆弱性、最新版のv1.2.1で修正済み

“Moderately critical”な脆弱性が6件、アップデートが推奨される

「FFmpeg」

 デンマークのセキュリティベンダーSecunia ApSは14日(現地時間)、「FFmpeg」に複数の脆弱性が存在することを明らかにした。これらの脆弱性は5月10日に公開された最新版v1.2.1ですでに修正されており、アップデートが推奨されている。

 同社によると、v1.2.1より前のバージョンの「FFmpeg」には、サービス運用妨害(DoS)を引き起こす脆弱性が6件含まれているとのこと。脆弱性の深刻度は、同社基準で5段階中上から3番目の“Moderately critical”。

 「FFmpeg」は、音声・動画ファイルのフォーマットを変換する「ffmpeg」などのツール・ライブラリから構成されるオープンソースのマルチメディアフレームワークで、オーディオ・ビデオを扱うさまざまなソフトで利用されている。現在、本ソフトの公式サイトなどからダウンロード可能。

(柳 英俊)