ニュース

Apple、10件の脆弱性を修正した「QuickTime」v7.7.5を公開

ファイルを開くだけでアプリケーションの不正終了や、任意コードの実行を招く恐れ

「QuickTime」v7.7.5

 米Apple Inc.は25日(現地時間)、メディアプレイヤー「QuickTime」の最新版v7.7.5を公開した。今回のアップデートでは、CVE番号ベースで10件の脆弱性が修正されている。

 脆弱性の内容はいずれも悪意のある細工が施された動画・画像ファイルを開くだけでアプリケーションを不正終了させられたり、任意のコードが実行できてしまうというもので、Windows版にのみ影響する。

 「QuickTime」はWindows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。ファイルの保存や編集といった機能を利用するためには、アクティベーションキーを購入して「QuickTime 7 Pro」へアップグレードする必要がある。アクティベーションキーの価格は3,400円(税込み)。

ソフトウェア情報

「QuickTime」
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.7.5(14/02/25)

(柳 英俊)