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マルチメディアフレームワーク「FFmpeg」の最新安定版「FFmpeg 2.4」が公開

ライブラリのメジャーアップデートや“Icecast”プロトコルのサポートなど

 オープンソースのマルチメディアフレームワーク「FFmpeg」の安定版「FFmpeg 2.4」(コードネーム:Fresnel)が、22日に公開された。「FFmpeg 2.3」に代わる新しい安定版となる。

 「FFmpeg 2.4」ではライブラリがメジャーアップデートされており、バイナリレベルの互換性が失われたほか、ソースコードレベルの互換性も損なわれているので注意。これは“libav”ライブラリとの兼ね合いによるもので、以後は互換性が長く維持されるものと思われる。

 また機能面での変更点としては、“libavformat”ライブラリで“Icecast”プロトコルがサポートされたほか、テキスト字幕でUTF-16に対応したことなどが目につく。

 「FFmpeg」は、音声・動画ファイルのフォーマットを変換するツールやライブラリから構成されるオープンソースのマルチメディアフレームワークで、現在本ソフトの公式サイトから最新版のv2.4.1が無償でダウンロード可能。Windows向けのバイナリは“Zeranoe FFmpeg”からダウンロードできる。

(樽井 秀人)