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「RenderMan」と連携可能になった3DCGモデリングソフト「Metasequoia」v4.5

オブジェクトのモーフィングに対応、設定情報をFBX/PMD形式で出力可能

「Metasequoia」v4.5.0

 (株)テトラフェイスは8日、3DCGモデリングソフト「Metasequoia(メタセコイア)」の最新版「Metasequoia」v4.5.0を公開した。v4.5.0では有償版を中心に多数の機能の追加・強化が行われている。

 有償のStandard版以上では、3DCG映画を数多く手がけるPixarが開発したレンダラー「RenderMan」を別途インストール・連携させることで高品質なレンダリングが可能になった。ただし、Standard版にはレンダリングできる解像度の上限がある。

 また、頂点を移動させることでオブジェクトを変形させるモーフィングに対応した。顔の表情作成などが用途に想定されており、設定情報はテクスチャーなどの情報を保持できるFBX形式や「MikuMikuDance」のモデルデータのためのPMD形式で出力することが可能。

 “ボーン”機能の強化も行われており、“ボーンリスト”の表示をボーン単位とノード単位で切り替えられるようになった。さらに、ボーンの設定からPMD形式のためのパラメータ等を設定可能。

 “アーマチャー”機能には“拡大”と“テンプレート”オプションが追加されたほか、“幅”の等比変形オプションがStandard版でも利用可能になった。

 さらに、PMDファイルの読み込みに対応したことでボーンやモーフィングの情報を読み込めるようになるなどの機能強化が行われている。

 無償版を含めた変更点としては、ポリゴンが接合されていない“穴”を埋められる“穴埋め”機能で、一度にすべての穴を埋められるようになった。3Dプリンターのためのデータを生成する際などに穴のないデータを生成できる。加えて、UVの自動展開・再配置を行う際に回転角度・間隔を指定可能になったほか、Direct3D 11が利用可能な環境下では光源を反映せずに簡易的なマッピングを行い、オブジェクトの仕上がりを確認できる“Matcap”表示が可能になった。

 そのほか、最上位のEX版では読み込めるファイル形式が増加、「Adobe Illustrator」などで作成されたSVG形式のファイルなどを読み込めるようになった。

 「Metasequoia」はWindows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版のVista/7/8/8.1に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。基本的なモデリング機能と独自のMQO形式での保存は無償で利用でき、本格的な機能が利用できる“Standard”エディションは5,400円(税込み)、さらに高度な機能が利用できる“EX”エディションは19,980円(税込み)となっている。

ソフトウェア情報

「Metasequoia」
【著作権者】
(株)テトラフェイス
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版のVista/7/8/8.1
【ソフト種別】
シェアウェア “Standard”エディションは5,400円(税込み)、“EX”エディションは19,980円(税込み)(基本的なモデリング機能とMQO形式での保存のみ可能なモードは無償で利用可能)
【バージョン】
4.5.0(15/07/08)

(市川 祐吉)