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「Qt」の「Windows 10」対応は2031年まで ~「Qt 6.12 LTS」が最後の対応バージョン

開発チームのアナウンス

 フィンランドのQt Groupは3月27日(現地時間)、「Qt」の「Windows 10」対応を終了する計画を発表した。「Qt 6.12」がWindows 10をサポートする最後の「Qt」リリースになるという。

 「Qt」はC++言語で開発されているフレームワークで、主要なデスクトップOSから組込みOSまでの幅広いプラットフォームで動作するアプリケーションを単一のコードで開発できるのが特徴。とくに近年では組込みシステムで採用が急増している。WindowsプラットフォームではARM64もサポートされており、「Android Studio」プラグイン「Visual Studio Code」拡張機能パックを用いた開発が行える。

 Microsoftによる「Windows 10」のサポートは米国時間10月14日をもって終了しているが、「Windows 11」への移行に猶予を設けるため、現在は「拡張セキュリティ更新プログラム」(Extended Security Update:ESU)が提供中(個人は1年、法人は最大3年)。2026年10月13日までセキュリティ修正プログラムの提供を受けられる。

 そこで、「Qt」でも十分な移行期間が設定されるとのこと。2026年9月にリリースされる予定の「Qt 6.12」には5年間の長期サポート(LTS)が設けられているので、2031年までは開発チームによるサポートが得られる。