Windowsから「自分のスマートフォン」へのコンテンツ共有が簡単に【8月20日追記】

「スマートフォン連携」アプリでリンク済みなら、「Windows Share」で共有先に「スマートフォン連携」アプリを選ぶだけで……

　「スマートフォン連携」アプリでWindowsデバイスとAndroidデバイスをリンクしているならば、WindowsからAndroidへコンテンツを送信するのは簡単。「Windows Share」で共有先に「スマートフォン連携」アプリを選ぶだけだ。

WindowsデバイスからAndroidデバイスへコンテンツを送信できる

　しかし、「Windows Share」ダイアログの［次を使用して共有］セクションからアプリが溢れてしまっていると、［すべてのアプリ］をクリックしない限り「スマートフォン連携」アプリにたどり着けない。

　一度使ってしまえば次回からは表示の優先順位が上がるため、［次を使用して共有］セクションから直接「スマートフォン連携」アプリを選べるようになるが、残念ながら気付かないユーザーが多いのが現実だ。また、「自分のスマートフォン」へコンテンツを送りたいのに「スマートフォン連携」アプリを選ぶというのも、あまり直感的な操作とはいいがたい。

「自分のスマートフォン」というアイコンで手軽にコンテンツを送信

　そこで、Beta版「Windows 11」では「Windows Share」ダイアログに「自分のスマートフォン」というアイコンを掲出する方法がテストされている。これを選べば、「スマートフォン連携」アプリ経由で自分のAndroidデバイスへ手軽にコンテンツを送信できるというわけだ。

Build 22635.3785（Beta）で「自分のスマートフォン」アイコンが「Windows Share」ダイアログに追加

　ちなみに、Build 22635.3785（Beta）で初めてアナウンスされた際、「自分のスマートフォン」アイコンは「Windows Share」ダイアログの一番上のセクションに、メールアドレスと一緒に表示されていた。しかし、Build 22635.3930では［近接共有］セクションに表示されるようになっている。つまり、他のWindowsデバイスと同じ扱いになった。

現在展開中のユーザーインターフェイス。製品版導入までにまだ変更があるかもしれない

［2024年8月20日編集部追記］ 本機能は8月19日付でWindows 11 バージョン22H2/23H2向けのRelease PreviewチャネルにリリースされたBuild 22621.4108/22631.4108に実装された。間もなく製品版のWindows 11にも実装されるものとみられる。