レビュー
インストール済みソフトを最新版へ保ちセキュリティを確保「Avira Software Updater」
Flash/AIR/Javaなどのランタイムや、「Skype」「Dropbox」「VLC」などに対応
2016年6月20日 05:05
「Avira Software Updater」は、フリーのマルウェア対策ソフト「Avira Free Antivirus」で知られるドイツのセキュリティベンダーAvira社が開発したソフトウェアアップデーター。編集部にてWindows 10で動作を確認した。同社のWebサイトからベータ版を無償でダウンロードできる。
システムにインストールされているランタイムやアプリケーションを常に最新のバージョンに保つのは、セキュリティの基本だ。しかし、システムにインストールされているソフトが増えてくると、そのすべてをチェックするのは難しくなってくる。
そこで役立てたいのが、「Avira Software Updater」のようなバージョンチェックツールだ。ソフトのアップデートの有無を自動でチェックし、最新版へ更新するプロセスを簡略化してくれる。現時点でサポートされているソフトは「Adobe AIR」、「Adobe Flash Player(ActiveX版とNPAPI版)」、「Adobe Acrobat Reader DC」、「Adobe Reader 11」、「Dropbox」、「Java」、「Mozilla Firefox」、「Skype」、「VLC media player」のみとなっているが、今後も対応ソフトを拡充していくという。
本ソフトは「Avira Launcher」から起動する仕組みになっており、システム状況の概要を表示する[Overview]画面、システムにインストールされているソフトをリストアップする[My Software]画面、インストールやアンインストールの履歴を表示する[Events]画面からなる。[My Software]画面では、ソフトの復元やアンインストールなどの処理も行える。
ソフトウェア情報
- 「Avira Software Updater」ベータ版
- 【著作権者】
- Avira Operations GmbH & Co. KG.
- 【対応OS】
- Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.2.17009