レビュー
D&Dで複数画像にさまざまな加工を施せる「縮小革命」
ショートカットによる設定の切り替えなど痒い所に手が届くカスタマイズ性も魅力
2020年5月18日 06:45
「縮小革命」は、D&Dで複数画像を一括加工できるツール。Windowsに対応するフリーソフトで、編集にてWindows 10で動作確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
縮小や形式変換をはじめ、さまざまな加工に対応しているのが特徴。縮小処理では、プリセット4種類に加え、長辺・短辺・横幅・縦幅を基準にした任意のピクセル数や比率で指定可能。縮小時の補完方式も3種類から選択できる。JPEG/PNG/GIF/TIFF/BMP形式への形式変換に対応し、画像の向きを90°単位で回転させることも可能だ。
また、タブを切り替えることで、さまざまな加工を行うことが可能。たとえば、[画像効果]タブでは“白黒化”・“色調反転”・“セピア風”のフィルターをかけたり、角を丸めたり、枠を合成したりすることが可能。
[画像透かし]タブでは指定した画像を、[文字透かし]タブでは指定したテキストを透かしとして埋め込むことができる。[縦横比]タブでは、ピクセルサイズや比率を指定した画像の切り抜きが、[Exif・タイムスタンプ]タブではExif情報の削除・編集とタイムスタンプの設定が可能だ。
さらに、痒い所に手が届くカスタマイズ性も魅力だ。よく使う設定を登録しておき、ショートカットキーで呼び出せるのはうれしい。処理後のファイルの命名規則も元ファイルの先頭・末尾に任意の文字列を追加したり、連番や保存日に変更できる。クリップボード内の画像を直接ファイルに変換する機能も便利だ。
そのほか、[簡単画質調整変換]機能では、設定が少しずつ異なる25枚の画像から3回好みのものを選ぶことで、ガンマ値・明るさとコントラスト・色合いを調整できる。ただし、この機能は複数画像の一括返還には対応していない。
ソフトウェア情報
- 「縮小革命」
- 【著作権者】
- 吉田裕也 氏
- 【対応OS】
- (編集にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 28