レビュー
「Winamp」用DSPプラグインも利用できるコンパクトな多機能音楽プレイヤー「XMPlay」
スキンや“freedb.org”対応、CDからのリッピング・エンコード機能などを備える
(2013/12/9 10:53)
「XMPlay」は、コンパクトなデザインながら多機能な音楽プレイヤーソフト。Windows 95/98/NT/2000/Me/XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
スキン対応、CDDBサーバー“freedb.org”からの楽曲情報取得やCDからのリッピング・エンコードなど多くの機能を備えている。さらに、対応形式やビジュアライゼーションを追加できるプラグインに対応している上、「Winamp」用DSPプラグインを利用することも可能なのが特徴。公式サイトでは、数多くのスキンやプラグインが公開されている。
デフォルトのスキンでは190×180ピクセルほどのメインウィンドウに、再生・停止などをコントロールするボタン群と再生中の楽曲情報を表示するパネルが搭載されている。左側のタブを引き出すとイコライザー、右側のタブを引き出すとプレイリストを表示可能。また、タイトルバーをダブルクリックすると必要最小限の機能を備えたよりコンパクトな表示へ切り替えられる。
さらに、メインウィンドウ左下の[i]ボタンを押すと再生中ファイルの詳細情報を表示するウィンドウを開ける。また、このウィンドウ上部のボタンを押すことでタグ情報やビジュアライゼーションなどを表示することも可能。さらに、リストを象った[Playlist / library]ボタンを押すと表示をプレイリスト、もしくは簡易ライブラリ画面に切り替えられる。
簡易ライブラリ画面では、アーティスト・アルバム・ジャンル・最後に再生してから経過した時間など、さまざまな項目で楽曲を並べ替え可能。また、画面上部の“!”マーク型ボタンから検索ダイアログを表示して、キーワード検索を行うこともできる。なお、簡易ライブラリ機能を利用するには、メインウィンドウのスパナ型ボタンから表示できるオプションダイアログの“Playlist”-“Library”画面で、楽曲ファイルが保存されたフォルダ登録する必要がある。
「Winamp」用DSPプラグインを利用するには、まず本ソフトのインストールフォルダ内に“Plugins”フォルダを作成し、利用したいプラグインのDLLファイルを「Winamp」の“Plugins”フォルダからコピーする。次に、オプションダイアログの“Plugins”画面で“Winamp DSP Wrapper”を追加し、“Winamp DSP Wrapper”の設定画面からプラグインを登録すればよい。
ソフトウェア情報
- 「XMPlay」
- 【著作権者】
- Ian Luck 氏
- 【対応OS】
- Windows 95/98/NT/2000/Me/XP/Vista/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.7(12/12/21)