レビュー

閲覧ページの全角文字を半角へ自動置換するGoogle Chrome拡張機能「さよなら全角英数」

オプションページで置換対象の全角文字を指定可能。除外ページの登録機能も

「goodbye "Zenkaku" - さよなら全角英数」v1.3.3
オプション画面

 「goodbye "Zenkaku" - さよなら全角英数」は、「Google Chrome」で閲覧中のWebページにある全角文字を半角文字へ自動で置換してくれる拡張機能。編集部にてWindows 8.1上の「Google Chrome」v38.0.2125.111で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

 ニュースサイトなどで読みにくい全角英数文字が大量に使われていて、『イラッ』としたことはないだろうか。とくにURLが全角文字で書かれていると、選択して右クリックメニューから当該URLへジャンプする「Google Chrome」のコマンドも利用できず、とても不便に感じる。

 そんな時にお勧めなのが、「さよなら全角英数」だ。本拡張機能を利用すれば、閲覧中のWebページにある全角アルファベット・全角数字・全角スペース・全角記号を半角へ自動で置換して見やすくしてくれる。全角文字で掲載されたURLも半角化されて移動が容易になるほか、全角文字を常に半角文字としてクリップボードへコピーできるという副次的なメリットも得られる。

 本拡張機能はインストールするだけで効力を発揮し、閲覧ページで半角への置換処理が行われると、アドレスバー右端に赤いアイコンが表示されるようになる。半角化の対象となる全角文字の種類は、拡張機能のオプションページで個別にON/OFFすることが可能。URLを登録して特定のドメインやページを自動変換の対象から除外することもできる。

ソフトウェア情報

「goodbye "Zenkaku" - さよなら全角英数」
【著作権者】
soranchu 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.3.3(12/07/03)

(樽井 秀人)