レビュー
映画『インサイド・ヘッド』がパズルゲームに「インサイド・ヘッド メモリーボール」
“ヨロコビ”や“カナシミ”の力を借りて“キオク”をマッチさせていこう
(2015/12/16 05:05)
「インサイド・ヘッド メモリーボール」は、ディズニー映画『インサイド・ヘッド』のキャラクターが登場するパズルゲームアプリ。x86/x64/ARM環境に対応するWindows ストアアプリで、編集部にてWindows 8.1/10/Windows Phone 8.1で動作を確認した。“Windows ストア”から無償でダウンロードできる。
本作は、ディズニー/ピクサーの最新映画『インサイド・ヘッド』の世界をゲーム化したバブルシューティング。赤・青・黄・緑のボール“キオク”を飛ばしてステージに配置されている“キオク”にぶつけ、同じ色の“キオク”を3つ以上そろえて消していくというお馴染みのパズルゲームだ。
“キオク”がシューターにセットされた状態で画面を左右にフリック(マウス操作の場合はドラッグ)すると、“キオク”が射出される方向が示される。発射したボールは壁に当たると跳ね返って弾道が変わるので、それをうまく活用して狙いを定めたい。
また、シューターには次弾が装填されており、タップ(またはクリック)することで“キオク”を入れ替えることができる。次に発射する“キオク”の色を切り替えられるというわけだ。上にある“キオク”を消すと、その下にぶら下がっている“キオク”もまとめて落とすことができるので、なるべく上の方のボールを狙い撃ちして消していくのがコツになるだろう。
ここまではごく一般的なバブルシューティングだが、本作では『インサイド・ヘッド』に登場する“ヨロコビ”“カナシミ”“イカリ”といった感情をパートナーとして選べるのが特徴となっている。最初は“ヨロコビ”だけだが、ステージを進めていくと他の感情も仲間にすることが可能。感情たちのかわいらしいリアクションも、本作の魅力と言える。
このパートナー選びは、ステージの攻略難易度を大きく左右する重要な要素だ。たとえば“ヨロコビ”の場合は、黄色のボールを消すことでゲージを溜め、いっぱいになると光り輝くボールを発射して、着弾点の周りのボールを一掃することが可能。このようにそれぞれの感情にはさまざまなユニークショットが設定されており、これをうまく使いこなしていかないと後半ステージのクリアはおぼつかない。どうしてもステージがクリアできない場合は、パートナーを変えてみるのも手だろう。
ステージをクリアするには、基本的にすべての“キオク”を消してしまえばよい。そのほかにも、“キオク”に捕らわれた“マインドワーカー”を解き放つ、数ショットごとに降りてくる“キオク”がラインを超えないように消す、ところどころに設けられたホールすべてに“キオク”を命中させるといった特殊な条件が設けられていることもある。
さらに、ステージにさまざまな仕掛けが施されているのも厄介だ。たとえば、凍り付いてしまっている“ブレインフリーズ”は、上の“キオク”を消しても落ちてこない。かならず同じ色の“キオク”をマッチさせて消す必要がある。また、どの色ともマッチしないため消せず、周りの“キオク”を消して落とすしかない“キオク”もある。パートナーのユニークショットや、道中で獲得できる特殊アイテムを駆使しながら、これらの難関をクリアしていこう。
なお、ステージのクリアに失敗するとライフを失い、ライフが尽きるとステージに挑戦できなくなる。このライフはアプリ内課金で購入することもできるが、時間がたつと自動で回復するため、無課金で楽しむことも十分に可能。PCだけでなくWindows Phone端末でもプレイできるため、暇つぶしにもってこいだ。
ソフトウェア情報
- 「インサイド・ヘッド メモリーボール」
- 【著作権者】
- Disney
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1/10/Windows Phone 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(アプリ内課金あり)
- 【バージョン】
- 1.7.0.187