レビュー
気象庁から衛星画像を定期的に取得してアニメーション表示「お天気アニメーター」
お天気コーナーの“雲の様子”映像を再現したり、地球の自転を眺めて楽しめる
(2016/2/3 17:20)
「お天気アニメーター」は、気象庁のWebサイトから気象衛星の画像を定期的に取得し、デスクトップでアニメーション表示するソフト。Windows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
ニュースのお天気コーナーで、雲の様子を時系列順にアニメーション表示しているのを見たことはないだろうか。天気の移り変わりを視覚的に把握できるという利便性もさることながら、雲が渦を巻きながら動いていくさまを見るのは純粋に楽しくもある。
そんなお天気アニメーションをデスクトップで楽しめるのが、「お天気アニメーター」の最大の魅力。日本周辺の赤外衛星画像、全球赤外画像、アメダス降水量、天気図など16種類に対応しているので、“雲の様子”以外にもさまざまな映像を楽しむことができる。
利用方法は簡単で、[更新]ボタンを押して気象庁のWebサイトから画像を取得したのち、再生ボタンを押せばよい。過去24時間分の気象画像がアニメーション再生される。再生モードは、画面を分割して最大4画面の同時再生が可能な[マルチ画像]と、画面いっぱいに1つの気象画像を大きく表示する[単一画像]が選択可能。メイン画面右側にあるタブから好みの方を選択し、表示したい気象画像の種類を選んで再生してみよう。
作者によると、お勧めの気象画像は“日本域水蒸気衛星”の画像と“全球赤外衛星”のカラー画像であるという。前者はおなじみの“雲の様子”を眺めることが可能。後者はまるで宇宙から自転する地球を見下ろしているような感覚を楽しむことができる。
取得した気象画像はディスク容量の許す限りストックしておけるので、本ソフトを起動しっぱなしにして画像収集を継続すれば、1年間の気象画像を連続再生して楽しむことすら可能。[再生コントロール]画面で再生速度を調節したり、再生する期間を指定することもできる。また、ディスクの空き容量に不安がある場合は、保管期限を定めて、それより古い画像を自動で削除することも可能だ。
ソフトウェア情報
- 「お天気アニメーター」
- 【著作権者】
- macya 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.90