レビュー

Google ストリートビューをYahoo!や国土地理院などの地図と連動させる拡張機能

別ウィンドウで開いたストリートビューを地図上の指定位置に自動移動

「All Maps StreetView Extension」v1.0

 「All Maps StreetView Extension」は、各種のオンライン地図を閲覧中、別ウィンドウでGoogle ストリートビューを表示する「Google Chrome」用拡張機能。編集部にてWindows 8.1上の「Google Chrome」v48.0.2564.116で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

 本拡張機能を導入した状態で対応するオンライン地図サービスへアクセスすると、「Google Chrome」が開く新たなウィンドウへGoogle ストリートビューが表示される。地図をマウスドラッグで移動すると、連動してストリートビュー側の表示が変化する仕組み。

 連動はストリートビュー側からも行われる。地図サービス画面の左上側に人型を模した黄色いマーカーが現れ、ストリートビュー側で移動するのに従って地図上を移動する。また、ストリートビュー上の視点を回転させると、連動してマーカーが向いている方向が変化する。日頃使い慣れた地図サービスを利用しつつ、Google ストリートビューで現地の様子を手軽に確認可能。

右手に見えているのは新宿駅。地図上のマーカーは、駅の方を向いている
Google ストリートビュー上で視点を回転させると、地図上でマーカーの向きも変化する

 対応するサービスは“Google マップ”“Yahoo!地図”“Bing 地図”。さらに国土交通省の“地理院地図”でも利用できる。“Bing 地図”は“http://www.bing.com/maps”経由では動作せず、“https://www.bing.com/mapspreview”からは利用できるものの、編集部で試用したところ、“Bing”の居住地域が日本に設定されている場合には利用できなかった。

ソフトウェア情報

「All Maps StreetView Extension」
【著作権者】
Wareko 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(16/02/06)

(市川 祐吉)