REVIEW(10/08/24)
CHM形式のヘルプファイルを効率的に閲覧できるビューワー「CHM Show Case」
マウスホイールの回転で次のトピックへ移動できる
「CHM Show Case」は、マウスホイールの回転で次のトピックへ移動できるなど、CHM形式のヘルプファイルを効率的に閲覧するための機能を備えたビューワー。Windows XP以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
画面は、CHMファイルの内容を表示するエリアとメニューバーのみで構成されたシンプルなデザインとなっており、インストールするとCHMファイルに関連付けされる。特長は、目次に沿ってトピックを読んでいくのに便利な“ページオーバースクロール”機能を備えていること。
本機能を使うと、1つのトピックを最後まで読んでスクロールバーが下端にきたときに、マウスホイールをさらに下方向へ回転させることで、次のトピックへ移動することが可能。スクロールバーが上端にあるときにマウスホイールを上回転させれば、前のトピックへ戻れる。また、これらの操作はキーボードの[PageUP][PageDown]キーでも行える。目次をクリックしてトピックを移動する手間が省けるため、トピックの多いCHMファイルでも快適に閲覧することができるだろう。
さらに、頻繁に閲覧するCHMファイルを本ソフトの“ライブラリ”に登録しておくことで、必要なCHMファイルを一覧から選択してすぐに開くことが可能。“ライブラリ”には、CHMファイル内の任意のトピックを登録しておくこともでき、よく参照するトピックを瞬時に開けるのがうれしい。
そのほか、タイトルバーやメニューバーなどを非表示にしてCHMファイルの内容を全画面表示する機能や、トピックを印刷する際に印刷プレビューを表示する機能など、Windows標準の閲覧機能にはない便利な機能が用意されている。
- 【著作権者】
- (有)キタソフト
- 【対応OS】
- Windows XP以降(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.0(10/08/13)