REVIEW(12/08/02)
日本語の縦書きにも対応した簡易OCRソフト「GT Text」
画像の指定範囲内にある文字列をテキストとしてコピーできる
「GT Text」は、画像の指定範囲内にある文字列をテキストとしてクリップボードへコピーできる簡易OCRソフト。Windowsに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、作者サイトのトップページからダウンロードできるファイルは「ソフトニックダウンローダー」を経由してダウンロード・インストールを行う仕組みになっており、直接インストールできるファイル“gttext_1.4.4.exe”もダウンロードページから入手可能。
日本語の言語ファイルを追加することで日本語に対応する上、縦書きも自動で判別してテキスト化可能。言語ファイルをインストールするには、まず[File]メニューから表示できる“Preferences”ダイアログで“Add languages”リンクをクリックし、言語ファイルのインストーラーを起動する。
次に、“Language data”ツリーを展開し、“Download and install Japanese language data”チェックボックスをONにして[Install]ボタンを押そう。あとは、“Preferences”ダイアログの“Text Recognition Language”プルダウンリストから“JPN”項目を選択すればよい。なお、本ソフトを標準のインストール先以外にインストールしていると、言語ファイルを正しく追加できないことがあるの注意。
本ソフトを起動するとファイル選択ダイアログが開くので、テキスト化したい画像を選択しよう。標準ではBMP形式のみが表示されるが、ファイル形式の選択プルダウンリストを切り替えることでJPEG/PNG/GIF/TIFF画像を選択することも可能になる。
ツールバー2段目の左端にあるプラスとマイナスが表示されたボタンを押すと、画像の右クリックで表示サイズを縮小、左クリックで拡大できるようになる。文字列をコピーするには、その右隣のボタンを押して画像上のコピーしたい文字列の範囲をドラッグで選択し、表示されたダイアログ上の[続行]ボタンを押せばよい。ダイアログ上には、テキスト化した文字列が表示されるので、もしテキストに誤りが多いようなら[再実行]ボタンを押すとほかの候補を表示することが可能。
ツールバー1段目の右から2番目のボタンからは、画像全体の文字列をテキスト化できる。ただし、段組などは無視されるため複雑なレイアウトの画像などには向かない。また、[File]メニューの[Create from clipboard]項目からはクリップボード内の画像を読み込んでテキストをコピーすることが可能。
編集部にて試用したところ、スクリーンショットや書類をスキャンした画像なら、多少の誤りはあるもののそこそこの精度でテキストをコピーできた。ただし、完全に正しくテキストをコピーできることはまれなので、[再実行]ボタンで誤りの少ないパターンを探してあとで修正するといった使い方になるだろう。
- 【著作権者】
- David Tome 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.4.4