意外と知らないChromeのTips

「Google Chrome」のQRコードに関する悩みを解決! 拡張機能を導入してみよう

「The QR Code Extension」

QRコードは作ることも読み取ることもできる

 Webサイトの誘導にQRコードがよく利用される。スマートフォンのカメラで撮影する白黒の四角型が集まったアレだ。二次元バーコードとも呼ばれる。業務などで制作したWebサイトや動画ページのQRコードを生成して欲しいとの依頼があった際に困っていないだろうか。そんなときは、Chromeの拡張機能を試してみて欲しい。今回はQRコードの生成と読み取りが可能な「The QR Code Extension」を紹介する。表示中のWebサイトのURLのほか、任意の文字列からのQRコード生成や印刷されたQRコードのスキャンが可能だ。

 Chromeの拡張機能は、“ブックマークバー”([Ctrl]+[Shift]+[B]キーで表示)にある[アプリ]からアクセスできる“Chrome ウェブストア”から追加する。“Chrome ウェブストア”では、拡張機能のほか、Chromeのテーマやアプリなどをダウンロード可能だ。

“Chrome ウェブストア”は、“ブックマークバー”の[アプリ]をクリックして表示される画面で[ウェブストア]を選択する
“Chrome ウェブストア”の画面。「QR」などのキーワードを入力して、[拡張機能]をクリックする
[Chromeに追加]ボタンをクリックする
確認のメッセージが表示されるので[拡張機能を追加]ボタンをクリックする
拡張機能が追加された

 表示中のWebサイトのURLからQRコードを生成するなら、Chromeに追加された拡張機能のボタンをクリックするだけだ。QRコードを画像として保存する場合は[Edit this QR Code]をクリックして、[QR Code Generator]画面を表示して保存する。

QRコードを画像として保存するには、まず[Edit this QR Code]をクリックする
表示された[QR Code Generator]画面で[SAVE]をクリックして、ファイル名とファイル形式を指定して保存する。[Enter URL]欄のURLを編集してから保存することも可能だ

 [QR Code Generator]画面では、任意の文字列からQRコードを生成する機能も備える。画面上部のタブから[FREE TEXT]を選択して、文字列を入力すればいい。また、印刷されたQRコードをパソコンのWebカメラで読み取ることも可能。画面左のメニューから[Scan]を選択する。

画面上部のタブから[FREE TEXT]を選択すると、任意の文字列からQRコードを生成できる

 今回は「The QR Code Extension」を紹介したが、QRコードを生成できる拡張機能は複数ある。いろいろ試して自分に合うものを導入するといいだろう。なお、パソコンで表示中のQRコードの内容を取得できる拡張機能「なぞってQRコードリーダー」などもある。利用頻度は低いかも知れないが、覚えておくと便利だ。