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Microsoft、「Microsoft Scout」を発表 ~「OpenClaw」を基盤にした「Autopilot」の第一弾
常時稼働して、指示なしで先回り。「Work IQ」で業務を理解して、どんどん賢く
2026年6月18日 16:10
米Microsoftは6月2日(現地時間)、開発者向けカンファレンス「Build 2026」で、常時稼働する自律型のAIエージェント「Microsoft Scout」を発表した。
Meet Microsoft Scout.
— Microsoft 365 (@Microsoft365)June 2, 2026
An always-on agent that keeps work moving, taking action without needing to be prompted each time.
As Microsoft’s first Autopilot agent, Microsoft Scout works across Teams, Outlook, OneDrive, and more—taking action within the controls your organization…pic.twitter.com/YqeDABRHAy
「Microsoft Scout」は、同社が新たに打ち出したAIカテゴリー「Autopilot」(オートパイロット)の第1弾という位置付けだ。
MicrosoftのAIと言えば、「Copilot」や「Copilot Cowork」がお馴染みだ。これらはユーザーの指示をトリガー(きっかけ)にして開始され、質問に答えたり(チャット)、調査タスクを実施したり、コンテンツを生成したりする(エージェント)。基本的に特定のアプリにとどまり、作業の効率化や自動化を担う。
しかし、「Autopilot」はそうではない。ユーザーに頼まれなくてもバックグラウンドで常時稼働し、アプリやシステムをまたいで仕事の進め方を理解し、いちいちユーザーの指示を仰がなくても先回りしてアクションを起こす。
「Microsoft Scout」は、オープンソースで開発されている「OpenClaw」を基盤としており、エンタープライズ向けにいくつかの機能追加を行っている。
- 「Microsoft 365」全体に統合。「OpenClaw」は各種チャットアプリを起点とするが、「Microsoft Scout」の場合は「Teams」を中心に操作する
- 同社のクラウドサービス、デスクトップアプリ、Webサイトを横断して動作
- AIが業務の文脈を理解して活用しやすいようにデータを構造化する「Work IQ」と連携。ユーザーの働き方を学び、それに寄り添って精度を向上させる
- 企業向けに設計されたエンタープライズグレードの安全性。エージェントにはユーザーと同じく「Entra ID」が付与され、権限や機密の取り扱いを同じように管理できる
具体的には、タイムゾーンをまたいだ会議時間の調整や、重要な会議へのフラグ付け、準備資料の自動生成、成果物の納期把握とそれに合わせた予定表の自動ブロック、停滞した意思決定などのリスク検出といった、日々積み重なる調整作業を肩代わりしてくれる。しかも、使えば使うほど賢くなっていく。
「Microsoft Scout」は現在、早期アクセスプログラム「Frontier」を通じて、実験的リリースとして一部の顧客にプライベートプレビュー提供される。利用には「Frontier」への登録、「Intune」によるポリシー設定、オプトインの同意(attestation)などが必要。また、エージェントを動かすための「GitHub Copilot」ライセンスも必要になる。























