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【Gmail】対応が必要なメールが探せない!“スター”でメールの放置を防ぐテクニック

最大12種類の“スター”を使い分けよう

設定により、スターは12種類まで使える

 Gmailの基本テクニック第2弾は“スター”。メール一覧の左側にある星印のマークをON/OFFしてマーキングできる機能だ。Gmailのメールは、開くと既読となって太字が解除されるため、いったん閉じてしまうと他のメールに埋もれやすく対応漏れの原因にもなる。閉じたメールを後で対応する場合には、スターが役に立つ。メールチェック時にまとめて緊急度や重要度、難易度などに応じて、マーキングしておくのだ。スター付きのメールは画面左側の[スター付き]からまとめて閲覧できるので見落としも少ない。

メールチェック時のワンクリックで効率的なメール対応が可能

 スターは設定によって12種類まで使える。画面右上にある歯車のアイコンから[設定]を選択して[全般]タブを表示する。使いたいスターを[未使用]から[使用中]へドラッグ。順番は入れ替え可能だ。ただ、利用する数は絞った方がいいだろう。多すぎると目的のスターに切り替えるまで、何度もクリックすることになる。

[設定]-[全般]タブで、使いたいスターを[未使用]から[使用中]へドラッグ。画面下部にある[設定を保存]ボタンをクリックする
メールの星印をクリックしてスターを付ける。メールの一覧でも、詳細画面でも追加可能だ
種類を増やしすぎると、目的のスターに切り替えるまで何度もクリックすることになるので注意
 Gmailの画面左側にある[スター付き]をクリックすると、スターを付けたメールが一覧表示される

 残念ながら[スター付き]ではスターの種類を絞り込めない。特定のスターを抽出したければ以下のキーワードで検索しよう。

  • → has:yellow-star
  • → has:orange-star
  • → has:red-star
  • → has:purple-star
  • → has:blue-star
  • → has:green-star
  • → has:red-bang
  • → has:orange-guillemet
  • → has:yellow-bang
  • → has:green-check
  • → has:blue-info
  • → has:purple-question
「has:green-check」での検索例

 重要なメールにはまずスターを付けておき、処理したら外すといった運用で、ToDoリストのような使い方も可能。手動でスターを付けるのが面倒なら、前回紹介したフィルターの設定時に[スターを付ける]をONにしておけば、特定のメール対して自動的に未処理のマーキングをすることも可能だ。