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プレゼン資料も楽々作れる! 「OneNote」を仕事で使う裏ワザ
2017年10月24日 06:20
打ち合わせでメモをとる時、Windows標準のメモ帳、もしくは、エディターを起動する方も多いのではないでしょうか。その後、WordやPowerPointなどのファイルにメモを貼り付ける作業スタイル。「OneNote」で見直してみませんか。ノートアプリ「OneNote」は、メモ帳にはない機能が満載です。
単なる“メモ帳”ではない「OneNote」
以前の記事 で紹介したように、「OneNote」ではあらかじめ”ノートブック”を作成してから作業を開始します。更新内容は自動的に同期(保存)されるため、ユーザーは意識的に保存する必要はなく、そもそもOneNoteには[保存]ボタンがありません。保存せずにアプリを閉じてしまうという事故がないのが安心ですね。テキストだけでなく、図版や表組み、音声、動画などを自由に挿入できるのもメモ帳と大きく異なる点です。
複数のデバイスで同期できるのも「OneNote」の強み。しかも自動です。例えば、複数のメンバーで同じファイルを同時に開いて、会議の出席者の入力している議事録を、他の場所にいるメンバーが閲覧・編集したり、スマートフォンで録音しつつ、パソコンでテキストを入力したりするといった使い方もできます。
もちろんWebページのクリップも簡単
Webページをクリップしたい時は、Webブラウザーのアドインが便利。「Edge」、「Google Chrome」、「Firefox」などのブラウザー用に提供されており、導入後はクリックするだけでWebページを「OneNote」へクリップできます。閲覧中のWebページをとりあえず保存しておきたいという時に役立ちます。
Officeならではの操作性が○
いつも使っているOffice製品と共通の操作性が「OneNote」の魅力です。[ホーム]タブや[挿入]タブなど、見慣れたインターフェイスが安心できます。各タブの概要を簡単に見てみましょう。
「OneNote」ならプレゼン資料も作れる
「OneNote」はプレゼン資料の作成にも使えます。スライドのサイズを指定し、セクション内にページを追加していけば、PowerPointでの作業と変わりはありません。最後はPowerPointで仕上げるとしても、情報の収集や、スライドの骨子を「OneNote」で固めておけば、その後の作業もはかどります。
さまざまなシーンで仕事に使える「OneNote」はいかがでしたしょうか。Microsoftの公式サイトで紹介されている活用例も参照して、ぜひ「OneNote」を使ってみてください。