いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】表の背景に好きな透かし文字を入れる方法! 「社外秘」「Draft」など自由自在
2023年2月22日 06:55
Excelファイルの背景に透かし文字を挿入する
Excelファイルを共有する際に
「社外秘」や「サンプル」などの文字が挿入されたExcelファイルを見たことがありますよね。個人情報や会社内部の情報などの取り扱いに注意するよう促したり、本番用のデータと区別するための目印を付けたりします。「Sample」「Draft」などの文字もあります。
そういった文書は受け取ることがほとんどで、自分で作成することは少ないでしょう。いざ作ろうとすると悩みますよね。今回は「透かし文字」の作成方法と挿入方法を紹介します。
任意の図形を作成して「図」として保存する
ここでは「社外秘」という文字を図形として保存してみます。入力する文字列は何でも構いません。書類の右上に挿入することを考慮して、Excelのセルで3×3つ程度のサイズを目安にするといいでしょう。
図をヘッダーに挿入する
作成した図を利用して透かし文字を挿入していきましょう。ページレイアウト表示に切り替えて作業します。図の挿入先はヘッダーです。[ページレイアウト]タブにある[背景]の機能は、指定した図を連続して並べるため、用途が限られます。元にする図を加工する手間をかけるより、ヘッダーの機能で処理したほうが簡単でしょう。
注意喚起なら、これだけで事足りるかもしれませんね。ヘッダーに挿入したので、2ページ目以降にも「社外秘」の文字が挿入されます。続けて「透かし文字」にするための処理を行ないます。
透かし文字はExcelだけで作成可能
画像加工アプリなどを利用して、透かし文字の元となる図を作成することもできますが、手間がかかりますよね。利用時には、Excelだけでサッと完結できるこのテクニックを思い出してください。