無料でExcel並み!Google スプレッドシートの使い方
疲労度チェックリストを作ってみよう! Excelでは面倒なチェックボックスもスプシなら簡単に作れる
2019年9月3日 06:55
質問状やToDoリストなどの表の場合、回答欄にチェックボックスを作りたくなりませんか。Excelの場合、[開発]タブからフォームを挿入するのですが、ハードルが高くて気軽に利用しにくいですよね。結局、「○」や「×」と入力していたりするのではないでしょうか。スプレッドシートなら簡単です。
範囲選択してチェックボックスを挿入
スプレッドシートでチェックボックスを挿入する操作は、2ステップで完了します。チェックボックスを挿入したい範囲を選択、[挿入]-[チェックボックス]をクリックで完了です。
標準の状態では、チェックボックスがONの時は“TRUE”、OFFの時は“FALSE”としてデータが入力されます。条件判定に利用する場合など、“TRUE”と“FALSE”を使ってください。
チェックの結果を利用する
続けてチェックの結果を利用してみましょう。集計した上で判定してみます。チェックの状態を判断して項目を数えるには、COUNTIF関数を使います。COUNTIF関数の構文は、『COUNTIF(範囲, 条件)』となります。ここでは、チェックがONの時を数えるので「=COUNTIF(C2:C12, “TRUE”)」と入力します。
IFS関数は複数の条件を判定するには
チェックがONの項目数を判定してメッセージを表示してみます。ここでは、チェックの数が4つ以下、5つ以上7つ以下、8つ以上の場合で判定するので、IFS関数を使います。構文は『IFS(条件1, 値1, 条件2, 値2, ・・・)』です。
判定の条件と表示する結果をまとめると、
- チェックの数が4つ以下 ・・・ 「疲労度:低 無理は禁物です」と表示する
- チェックの数が5つ以上7つ以下 ・・・ 「疲労度:中 休日はゆっくり休みましょう」と表示する
- チェックの数が8つ以上 ・・・ 「疲労度:高 休暇が必要です」と表示する
となります。「5つ以上7つ以下」の条件を設定するには、AND関数を使います。構文は『AND(論理式1, 論理式2, ・・・)』です。
入力する関数式は「=IFS(C14<=4,"疲労度:低 無理は禁物です",AND(C14>=5,C14<=7),"疲労度:中 休日はゆっくり休みましょう",C14>=8,"疲労度:高 休暇が必要です")」となります。