無料でExcel並み!Google スプレッドシートの使い方
Google スプレッドシートのURLをコピペするだけじゃダメ? 正しい共有方法を知ろう
2019年10月15日 12:41
Googleドライブに保存されるスプレッドシートは、他の人との共有にも適していますが、Webブラウザーのアドレスバーに表示されたスプレッドシートのURLをそのままコピーしても共有はできません。画面右上の[共有]ボタンをクリックして設定します。スプレッドシートの共有は、不特定の人に対する“編集可”や“閲覧のみ”のほか、特定のメンバーに限定することも可能です。スプレッドシートの共有設定の基本について理解しておきましょう。この設定は、GoogleドキュメントやGoogleスライドでも同様の操作で行えます。
すべての人に共有する
まずは、URLを知っているすべての人に共有可能な方法を紹介します。共有URLを伝えるだけで、簡単に閲覧、または編集できるようになります。手軽な反面、共有のURLを知っていれば誰でもスプレッドシートにアクセスできるため、URLの取り扱いには注意しましょう。
ここまでで、URLを知っているすべての人が“閲覧可”の状態です。権限は、“編集可”“コメント可”に変更可能です。
特定の人に共有する
続いて特定の人にスプレッドシートを共有する方法です。ユーザーを限定するため、情報漏洩の可能性は低くなります。[共有設定]の画面から、特定のメールアドレスへスプレッドシートへの招待メールを送ります。共有相手がGoogleアカウントを持っているか、つまり、Gmailのメールアドレスかどうかで挙動が異なります。
共有相手がGoogleアカウントを持っていない場合、[送信]ボタンのクリック後に以下の画面が表示されます。[リンクを送信]でスプレッドシートを共有できますが、これは共有URLを送付するという意味です。閲覧、または編集可能なユーザーを限定したいわけですから、本来の目的とは異なりますよね。ユーザーを限定するなら、[招待状を送付]を選択して、メールの受信者にGoogleアカウントを取得するように促します。