無料でExcel並み!Google スプレッドシートの使い方

共有シート上だけで予定調整や修正依頼といったやり取りを完結! スプシのコメント機能を使いこなす

共有シートでコメントをやり取りできる

 スプレッドシートの共有後は、関係者と内容について話すこともあるでしょう。慣れているメールやチャットもいいですが、“コメント”の機能を使ってみてはいかがでしょうか。該当のスプレッドシートに直接コメントを書き込めるので、1画面内でやり取りが完結し、効率的です。セルに対してコメントがスレッドでまとまるため、作業の効率も上がります。

コメントはスレッドでまとまる

 コメントは[挿入]-[コメント]で挿入でき、共有しているメンバーが「返信」することもできます。話題にするセルにコメントを挿入できるので、何の話? といったモヤモヤもなくなるはずです。

コメントを残したいセルを選択しておく。[挿入]-[コメント]の順にクリックする
コメントの内容を入力して、[コメント]をクリックする
スプレッドシートを共有しているメンバーから返信された

 返信の必要がなくなった場合は、コメントの右上にある[解決]をクリックします。スプレッドシート上でコメントは見えなくなりますが、削除されたわけではありません。スプレッドシートの右上にある[コメント履歴を開く](吹き出しのアイコン)をクリックすれば、これまでのコメントの履歴をスレッドで確認できます。スレッドを再開することも可能です。

スプレッドシートの右上にある[コメント履歴を開く](吹き出しのアイコン)をクリックして、[再開する]をクリックする
新しいコメントを入力して、[返信]をクリックする。

自分専用には“メモ”の機能を使う

 返信の必要がないコメントなら、“メモ”の機能を使いましょう。[挿入]-[メモ]で挿入可能です。共有メンバーから閲覧はできますが、コメントへの返信や編集はできません。やり取り可能な“コメント”と上手に使い分けてください。

メモを残したいセルを選択しておく。[挿入]-[メモ]の順にクリックする
メモが挿入された。備忘録として自分専用のメモを入力可能だ
“メモ”が挿入されたセルの右上には、黒い▼が表示される
マウスポインターを合わせるとコメントの内容を確認できる