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祖父からのプレゼントは田舎の牧場! カントリーライフシミュレーション「Stardew Valley」
社会に生きにくさを感じた大人へ贈る“牧場物語”。農業でも牧畜でも自由に遊べる
2022年6月24日 11:00
今回紹介するのは、牧場生活シミュレーション「Stardew Valley(スターデューバレー)」。田舎の牧場を整備しながら、町の住人との交流を楽しむ作品だ。
ゲームは主人公のキャラクター作成からスタート。外見を細かく指定できるほか、牧場の名前や好きなペットなどを選択できる。作成し終わると、ゲームの舞台設定を見せてくれるイントロが始まる。
物語は、主人公が幼少期の頃の回想から紡がれる。主人公はベッドに横たわる祖父より、1通の手紙を手渡される。しかし今は開封せず、「大人になって生きにくさを感じ、心が輝きを失ってしまいそうな時に読むんだよ」と言われる。
それから主人公は大人になり、Joja社という企業に務める。システム化された画一的な仕事に疲れた主人公は、大事に持っていた祖父からの手紙をついに開封する。そこには、かつて祖父も生きにくさを感じ、全てを捨てて移り住んだこと、そして「幸せになりなさい」というメッセージとともに、「スターデューバレー」という海岸沿いの土地にある牧場の権利書が入れられていた。
ここまではただのお話でしかないので飛ばしても構わないのだが、初っ端からいい話なので、ぜひ慌てずにご覧いただきたい。主人公はこの牧場に移り住み、「ペリカンタウン」という町の人々と交流しながら暮らしていくことになる。
祖父から受け継いだ牧場だが、長らく放置されていたため、一面の荒れ地になっている。幸いにして道具類は揃っているので、斧と鎌で草や木を刈り、つるはしで岩を割って土地を整えていく。すると町長から作物の種が差し入れられるので、鍬で土を耕して種を植え、水をやって育てていく。
作物が育つまでには数日かかるので、その間は牧場を整備するもよし、町の人と交流するもよし。住人の中には主人公に便利なアイテムをくれたり、牧場再建を手助けしてくれたりする人もいる。
とはいえ、ここからは主人公が何をするのも自由。荒れた牧場を綺麗にしている間に手に入る石や木材などのアイテムは、家の横にある箱に入れておくと町長が買い取ってくれる。畑の作物も、釣りの魚も、拾ったごみでも、何でもだ。あらゆるアイテムをお金にできるし、何ならお金がなくても飢えに苦しむようなこともない。
木材や石などを使って新たなアイテムを作り出したり、貯めたお金を持って町のお店に行き設備を購入したりもできる。また木を切ったり石を割ったりといった行動に応じて、スキルがレベルアップする。新たな制作のレシピが手に入ったりもするので、1つのことをやり込む意味も出てくる。
注意点があるとすると、プレイ中は会話やイベントなどのシーンを除き、どんどん時間が経過する。牧場の作業をのんびりやっていると、行きたかった店が営業時間外になる、なんてこともある。また伐採なり採掘なりの行動によってエナジーが減り、0になると疲労してまともに動けなくなってしまう。
エナジーは食べ物を食べて回復できるほか、ベッドで眠ればエナジーが回復すると同時に、ゲームデータがセーブされて翌日になる。
先々には町の人と友人になったり、結婚して子供が生まれたりといったイベントも用意されているそうだ。それも含めて、何をするかはプレイヤー次第。
1人でのんびり牧場を作っていくほかにも、他のプレイヤーと一緒にマルチプレイでも遊べる。レトロな外見の割に、なかなか奥が深く遊びごたえのある作品だ。
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