覚えておきたいiOS 11の便利機能

【iOS 11の新機能】iPhone/iPadでWebページをPDF化する時のヒント

 2017年10月にリリースされたiOS 11へは、もうアップデートしましたか? 本連載では、iOS 11で利用できる機能を厳選し、iPhone&iPadをさらに使いこなすためのヒントを紹介します。(ここではiOS 11.0.3で操作しています。)

 調べ物をしている時に資料としてWebページを保存しておきたいことがありますよね。iOS 11からは「Safari」からPDFで保存ができるようになりました。Webページを開いておき、ショートカットメニューから[PDFを作成]を選択します。作成したPDFには手書きでの注釈を追加できるほか、矢印やテキストの入力も可能です。

「Safari」でWebページを表示しておき、ショートカットメニューから[PDFを作成]を選択する。次の画面の右上にあるペンのアイコンをタップすればPDFの編集ができるようになる

 PDFの作成前に注釈やテキストを追加できるのは助かります。ペン先を選択しての手書き入力や、矢印や矩形などを追加することもできるので、参考資料用として残すには十分です。なお、追加した注釈やテキストは後で削除することもできます。テキストボックスは透明なので、目立たせたい場合は塗りつぶしや罫線を追加した矩形との組み合わせがコツです。

“ペン”“マーカー”“鉛筆”“消しゴム”を持ち替えて手書き入力できる。“消しゴム”右の“投げ縄”は追加したオブジェクトを囲んで選択するためのツール。ペンの色は“白”“黒”“青”“緑”“黄”“赤”から選択できる
画面右下の[+]をタップすればさまざまなオブジェクトを呼び出せる
手書き入力のほか、テキストボックスや矩形、矢印などで簡単なPDFの編集が可能。編集後は画面左上の[完了]をタップすれば保存先を選択できる